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2008年5月25日 (日)

イタリア旅行記 20

2007年9月13日 木曜日 晴れ (6日目 アルベロベッロ→ナポリ その1)
バーリからアルベロベッロへ
夜行列車の夜は今イチ熟睡できない。今回も夜中に途中で目が覚めてから、寝たり起きたりの繰り返し。どうやら途中で室内の空調を切られたようで、最初に目が覚めてからは暑くてよく寝付けなかったというのもある。そんな状態で6時に体を起こして出発の準備。昨日の宿から持ってきたもので簡単な朝食。ほどなくモーニングコールの車両係の人のノック。新聞とエスプレッソをもらう。新聞もらってもイタリア語じゃわからんなあと思いつつ広告の多い新聞をぱらぱら見ていると、安倍首相辞意表明らしきの記事が1面たっぷり使って載っていてびっくり。さすがにこれは言葉は関係なかった。部屋のカーテンをあげ景色を眺めると海が見えるようになり、やがて少し街になってというところでバーリ(※1)到着のアナウンス。南部長距離列車の噂に違わず15分ほど遅れて到着した。ヴェネツィアを出たとき空室だらけだった寝台から、バーリではこんなにいたのかというくらい下車した。ほとんどの部屋が埋まっていたらしい。日本で予約してよかった。
スッドエスト線(※2)の表示にそって地下通路を歩きホーム到着。待合室に券売所があったので、おじさんにアルベロベッロまで往復の旨イタリア語の単語でかいた紙を見せながら、英語でお願いすると、紙をじっと見てから往復分の2枚を発券してくれた。やはり地方では英語がわからない人も多いようだ。少々不安だったチケット発券も無事終了した時点で、列車発車まで1時間近くあったが、大リュックを背負って(※3)観光するほどの余裕もないので、待合室で待機することに。壁に時刻表が掲示されてていたので見ると、9月10日からとか書かれていたので、あわてて自分のと比較する。幸い自分の乗る列車には変更がなかったが、帰りの便で自分の乗る1本前に増発されていた。もっともこれだとアルベロベッロ(※4)滞在が30分程度になってしまうが。
そのうちおもちゃのような古典客車を連ねた列車が到着し、大量の客をはいて、すぐに引き返していった。そうかラッシュなんだなと思う。混雑がとぎれない間に引き返されたので写真が撮れず残念に思っていると、次に到着したのは落書きのむごい2両の古いディーゼルカー。これも大量の客が下車。ただここから遅れがではじめた。そして前と同じ形のディーゼルカー3両が遅れて到着して、やはり大量のお客さんをおろして去った後、いよいよ次に我々が乗るべき列車が・・来ない。これまで到着した列車の遅れを遙かに凌駕して来ない。これはあせる。アルベロベッロの滞在時間が短くなるのはまだしも、帰りの列車のバーリでの接続時間が24分なので、正直あまり遅れないで欲しいのだが。そのうちに一人のおばさんが大声でなにごとか誰に対してでもなくまくし立て始め、券売所のおじさんにマイクを使ってスピーカー越しに大声で注意されたり(びびった)。いかに遅れに慣れている?地元の人にとってもおかしいと感じるのか、何人かが券売所を訪れては何事か聞いていた。結局、定刻発車時刻15分後にやってきた3両のディーゼルカーに乗車、発車は20分遅れとなった。
Alberobello01_d093まずは目的地に向かいはじめたものの、帰りは大丈夫かの不安が大きくて車窓を眺める余裕がない。時刻表を見つつ何か策はないか考えるが、本数の少ないローカル線に次善の策があるわけでなく。路線は単線だがすべての駅で行き違いができるようになっており、遅れているので駅という駅で対向列車と待ち合わせ。で時刻表とにらめっこしていると列車番号によって客車列車かディーゼルカーを示している(※5)と仮定すると、バーリで見た列車やこの列車と行き違う列車の合点がいく。とすればこの列車の対向列車4本は時刻表によればほとんど遅れていないことが判明。帰りの列車は推定した法則で客車列車と推測されるので、このディーゼルカーの折り返しでない可能性が高い、たぶん大丈夫だろうということにした。
区切りがついたところで車窓に目を向けると、列車は田舎の生活路線と行った趣。車内は割と頻繁に乗り降りがある。進むにつれ沿線はだんだん畑が多くなってきてぶどうやらオリーブやらが目に入るようになり、畑の中の小屋がトゥルッリであるのもちらほらと見え、ようやく気分が盛り上がってくる。列車は分岐駅であるPUTIGNANOで3両から前1両のみとなるため、車掌に促されて車両を移動。再出発した列車は結局遅れを取り戻せず、9時50分着のところ10時過ぎアルベロベッロに到着した。
Alberobello17_d095
※1:アドリア海に臨むプーリア州の州都。岬に広がる旧市街には11世紀当時の城が残るなど、中世の海運都市の面影をとどめている。
※2:バーリから南に路線を延ばし、ローカル輸送を受け持つ私鉄。スッドエストはイタリア語で南東の意味。ホームページもあるが、イタリア語のみ。
※3:本文中にもあるが、帰りの列車接続が短いので、万が一(窓口の混雑等)を考えて持ち歩くことにした。結果として正解だった。
※4:白い壁に円錐形の屋根を持つ「トゥルッリ」と呼ばれる家々が点在していることで有名な観光都市。1996年に世界遺産登録。
※5:列車番号の頭にATがついていたらディーゼル、なければ客車。まあどうでもいいことですが。

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2008年5月24日 (土)

スループレー

本日は会社の人とゴルフへ。
8時半スタートで1ラウンドスループレーできるというのが珍しく、スロースターターな自分としては、いつもハーフでの昼食休憩で、盛り上がった調子がリセットされてしまうということを言い訳の常套句としており、実は結構いいのではないかと楽しみにしておりました。
で結果はというと、まあおおむねいつも通りcoldsweats01。アイアンがダフり気味だったので、余計なアプローチやロングパットなどでホールあたりの打数が多くなり、スコアを落としてしまいました。あ、でも最終ホールでバーディーとりましたscissors。しかしいかんせん盛り上がるの遅すぎましたね。
そしてラウンド終了後、風呂と食事をして帰宅の途へ。今回は車に乗せてもらったのですが、不覚にも睡魔に襲われ、数分落ちてしまいました。帰ってからも眠気がひどく、夕食まで1時間半爆睡。普段のゴルフでこんなことは無いし、今日のゴルフ場のカートにリモコンがないため乗っていることも多く、普段より歩いていないはずなのに…。結論としてハーフで食事休憩する方が疲労が少ないというのがわかりました。
とはいえアメリカとかはスルーが基本でハーフの食事は軽食が基本、クラブハウスのレストランで1時間も休憩してゆったり食事するのは、接待ゴルフからきている日本独特の方式とか聞いたことがあるので、ゴルフをちゃんとやるならば、もう少し体力をつけた方がいいですね。その前に技を磨けという声が聞こえてきそうですが。coldsweats01

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2008年5月14日 (水)

イタリアの寝台列車:予約編

前回の車両編に引き続き、予約編を書き残します。mixi方面等からいらした私のお知り合いの方。特におもしろくない、ただのマニュアルなので、スルーしてください。coldsweats01
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2.列車の予約
ここではイタリア鉄道公式サイトから寝台列車のチケットを予約する際の、寝台の種類と選択の仕方を説明します。もしかしたら窓口予約の際も応用できるかもしれません。
Reserveまずは日付、区間と列車を選択します。ここの部分は、ガイドブックを含め、色々なところに情報があるので省略します。
次に「Seats descriptions」で寝台の種類を選択します。車両編で説明した種類以上の選択肢があるので、注意してください。しかも英語のページでやっていても、この部分はイタリア語。私も出発前はわかりませんでした。今回わかる範囲で意味を併記しましたが、推測が入っています。推測でないところも間違っていたらごめんなさい。

(1-a) Excelsior singolo (solo in 1*)
Reexe1デラックス寝台「Excelsior」車両の1室を1人で使用する場合に選択します。
(1-b) Excelsior doppio
Reexe2デラックス寝台「Excelsior」車両の1室を2人で使用する場合に選択します。
(1-c) Excelsior singolo con lettino
Reexe3デラックス寝台「Excelsior」車両の1室を1人と、恐らく子供用エクストラベッドを使用する場合に選択します。
(1-d) Excelsior doppio con lettino
Reexe4デラックス寝台「Excelsior」車両の1室を2人で使用し、かつ子供用エクストラベッド(多分)も使用する場合に選択します。
(1-e) Excelsior Matrimoniale
Reexe5デラックス寝台「Excelsior」車両のスイート1室を使用する場合に選択します。
(2-a) 3 bed compartment
Resta1普通寝台「Classica」車両を1人または2人のベッドのみを指定する(部屋を占有しない)場合、もしくは3人で1部屋を使用する場合に選択します。
選択すると、さらにその下にベッドの場所と部屋の条件を指定する欄が表示されます。絵の方はベッドの場所なので、希望の場所をクリックします。クリックすると人が寝ている絵が出ます。変なところが芸が細かいですね。
部屋の条件は、1室を占領しない場合に同性同士で相部屋とするためにこの選択肢があるようです。男性なら「Uomo」、女性なら「Donna」を選択します。もう一つの選択肢「Compartimento intero」 は3人分をまとめて予約する際、そのグループで同じ一部屋を占有したいときに選択します。これは政府観光局で確認できた情報です。恐らくここを選択しないと、3人がバラバラの部屋を指定されてもかまわない、ということになるのではないでしょうか。
(2-b) Double seat compartment
Resta3普通寝台「Classica」車両を2人で1室を占有する場合に選択します。
選択後に(2-a)と同様にベッドの場所と部屋の条件が出ますので、それぞれ選択してください。念のため。
(2-c) Single seat compartment
Resta2普通寝台「Classica」車両を1人で1室を占有する場合に選択します。私はこれでした。
選択後に(2-a)と同様にベッドの場所と部屋の条件が出ますので、それぞれ選択してください。
(3-a) 2 bed compartment
Ret21普通寝台「Turistica」車両を1人のベッドのみを指定する(部屋を占有しない)場合、もしくは2人で1部屋を使用する場合に選択します。
選択後に(2-a)と同様にベッドの場所と部屋の条件が出ますので、それぞれ選択してください。
(3-b) Special seat compartment
Ret22普通寝台「Turistica」車両を1人で1室を占有する場合に選択します。(多分)。
選択後に(2-a)と同様にベッドの場所と部屋の条件が出ますので、それぞれ選択してください。
(4) Couchette for four "Comfort"
Recf簡易寝台「Comfort」車両のベッドを予約する場合に選択します。
選択後に(2-a)と同様にベッドの場所と部屋の条件が出ますが、こちらは選択肢が少し異なります。絵の方はベッドの場所で、希望の場所をクリックするとこちらはベッドの色が変わります。
部屋の条件は、女性の場合に同性同士で(できるだけ)相部屋とするためにこの選択肢があるようです。ということで女性なら「Women」を選択します。なぜかこちらは英語です。相部屋でもいいという場合は「Mixed」です。男性は選択の余地なしです。
またまた一番下にBottom compulsory seatというのがあり、性別選択とは独立してチェックをつけられるようになっていますが、意味はわかりません。訳すと「下段を強制的に座席にする」と読めそうですが…。
(5) C6 Couchettes
Rec6簡易寝台「Cuccette」車両のベッドを予約する場合に選択します。
選択後に(4)と同様にベッドの場所と部屋の条件が出ますので、それぞれ選択してください。

この後は普通の列車予約と同様です。こちらも省略します。
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今回の記事を書くに当たって、パソコンについている辞書で推測のつかないイタリア語の単語を英語に変換していきました。そのうち(1-c)で出てくる子供用エクストラベッドは「lettino」では英語に訳されず、小冊子の図からそのように推測していたのですが、その小冊子に「1 letto」「2 letti」という記述を発見、あらためて「letti」で調べると「beds」と変換。そこでgoogleで「lettino 意味」と検索したら、ここにたどりつき、子供用のベッドという意味だとわかりました。名詞の語尾に「-ino」をつけると「小さな」「かわいい」などという意味がくっつくそうです。つまりletto + ino = lettinoということでした。ていうか最初からググれば良かった。coldsweats01

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2008年5月13日 (火)

イタリアの寝台列車:車両編

イタリア旅行記がようやく夜行列車のところに到達しましたが、この夜行列車、予約までけっこう大変でした。何度か書いていますが、鉄道の予約も日本でできるだけすませて行こうと、色々インターネットで調べて手続きをしていったのですが、この夜行列車だけどうにもわからない。イタリア北部のヴェネツィアから南部のバーリまで一気に移動するという、計画でも重要な部分だったので、現地へ行ってから「ない」という状況はどうしても避けたい。実際処女旅行の際に、ミラノからミュンヘンへの夜行に乗ろうとして、当日にミラノの駅で並んでようやくたどり着いた窓口で最初に言われた言葉は「ない」。そんなはずはないともう一度窓口でリトライしたら発券してくれたのですが、列車に乗り込んだら係員がそんな予約は知らされていないという表情で寝台をセットしてくれたので、多分前日までに予約しないとダメなんだと。もう一つデンマークからノルウェーへ行くときも夜行に乗ったのですが、このときは相部屋のクシェットに乗車、私のイビキで同室のメンバーに迷惑をかけてしまったことがあり、たとえ高くても個室をとりたいという事情もありました。
ということで、イタリア旅行の掲示板に質問を書き込みしたり、政府観光局へ行ったりしながら、なんとか予約をして行ったのですが、完全解決したわけでなく、当日乗車するまで少し不安があったのです。結果は無事個室を1人で占有することができ正解。そしてその列車にイタリアの夜行列車についての小冊子があったので見てみると、イタリア語でよくわからないのですが、寝台の種類やサービスについて書かれているようで、それまでに集めた情報とあわせると、だいぶ疑問点が解消しました。
というわけで前置きが長くなりましたが、以下にイタリアの寝台列車の種類とインターネットでの予約の方法について記します。一応免責事項として、2007年9月時点(古!)の情報で、一部推測も入っている点をご了承下さい。こんなんですが、どこかの誰かのお役に立てれば幸いです。
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1.車両の種類
(1) Excelsior
デラックスタイプ。1車両に2ベッドの部屋が7室とスイート1室。室内にトイレとシャワーがある。2ベッドの部屋はシングルとして1人で占有することも可能。またこの部屋には子供用かエクストラベッドがある模様。
トーマスクックの時刻表での表記は「1,2 cl (Excelsior)」。
ExaExa2
(2) Classica
標準タイプ。1車両に3ベッドの部屋が12室。室内に洗面台があり、車両端にトイレがある。部屋はシングル、またはダブルとして1〜2人で占有することも可能。逆にベッドだけ予約することも可能で、この場合は相部屋になる可能性がある。また隣の部屋とつなげることが出来、最大6人部屋になる。
トーマスクックの時刻表での表記は「1,2 cl」。
ClaCla2
(3) Turistica
標準タイプ。Classicaよりややリーズナブル。1車両に2ベッドの部屋が17室で、室内に洗面台、車両端にトイレがある。シングルとして占有することも可能で、逆にベッドだけ予約した場合は相部屋になる可能性がある。また隣の部屋とつなぐと4人部屋になる。
トーマスクックの時刻表での表記は「1,2 cl (T2)」。
T2T22
(4) Comfort
簡易タイプ。クシェットよりややデラックス。1車両に4ベッドの部屋が9室。相部屋が基本で4人未満では占有できない。車両端にトイレがある。
トーマスクックの時刻表での表記は「2 cl (4 berth)」。
CfCf2
(5) Cuccette
簡易タイプ。1車両に6ベッドの部屋が10室。相部屋が基本で6人未満(もしかしたら4人未満)では占有できない。車両端にトイレがある。
トーマスクックの時刻表での表記は「2 cl (4/6 berth)」。
C6C62
※画像はイタリア鉄道の小冊子より引用。
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長くなったので予約編は分けます。train

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2008年5月11日 (日)

イタリア旅行記 19

2007年9月12日 水曜日 晴れ (5日目 フィレンツェ→ヴェネツィア その4)
うまくいかない夜
鐘楼を出たところで18時過ぎ。この後は夜行列車に乗ることを考え、ここで観光は切り上げ夕食をとガイドに載っていたお店を目指す。リアルト橋を渡った途中の市場で1.5ユーロのジュースを発見しつつ到着した店は日本のツアーでも使うらしく、店頭に日本のパンフレットや雑誌が貼ってあった。店員さんに案内されて屋外の席に着くが、なかなかメニューを持ってこない。評判の店なのか、どんどん人が入って忙しそうだが…despair。やっとメニューをくれ、定食とビールを頼む。が、料理が出る直前、大口客の来店を理由に席の移動を頼まれ、店の外壁際の少し寂しい席となる。まあこれは仕方なしthink。料理は最初にボイル野菜3点セットとスパゲティペスカトーレ。前菜は淡泊、スパは少ししょっぱいか。量はしっかりあってはやくも満腹。2つめはマリネ等5点盛り(エビ・シャコ・たこ・小魚南蛮漬け・ポテトの和え物)。デザートにケーキが出たので、エスプレッソを1杯追加。で会計をと頼むと、なかなか持ってこないので2度催促。今回はカードで払おうと思ったのだが、サービス料がレシートに記述していない。少し考えたが、カードの時の払い方(アメリカではチップ欄があった)がわからないのと、それほどすばらしいサービスとは思えなかったので、そのままカードを出すと、しばらくして横柄にレシートとカードを返された。チップはカードと一緒に現金で添えて出すのかな?と思ったが、別にいいやgawk。リアルト橋の乗船場からヴァポレットで駅に戻る。すっかり暗くなった。
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駅でまずトイレへ。チップ式だが入り口は壊れていて、待機していた駅員にチップ手渡しで入場。が、それほど整備されておらず、これでチップはないだろうという感じ。出場の時ゲートの開け方がわからずにとまどっていると、背後にいた兄さんがゲートにあるボタンを押してくれた。こりゃわからん。預けていた荷物を受け取って列車ホームへ。列車は入線しているが、まだ車両に入れないようなのでジュースを買おうと自販機へ。が、ひっかかって落ちてこないshock。ついてない…と思っていたら、次のおじさんがジュースを購入した際に落ちてきたと渡してくれた。よかった。
そうこうしている間にチェックイン開始。寝台は3段のうち1段のみを使用するモードでセットされていた。あとシャワーはないようだ。これは誤算だった。まあ仕方ない。日記を書こうにもケータイは電池切れ警告が出て使えず。iPodを聞いて過ごしていたが眠くなってきたし、景色も見えないので11時頃寝た。sleepy
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2008年5月10日 (土)

イタリア旅行記 18

2007年9月12日 水曜日 晴れ (5日目 フィレンツェ→ヴェネツィア その3)
サン・マルコ広場
次はヴァポレットに乗らないと行けないサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会にするかと、まずはヴァポレットに乗車し乗り換えポイントのサン・マルコ広場へ。が、この時点で16時だったので、ここは17時で終了するのサン・マルコ寺院(※1)に行っておくべきと考え直し、方針変更。お昼よりは少し落ち着いたものの相変わらずの人混みの中、とぐろを巻く寺院への列に加わる。5〜10分ほど並んで入り口に到達すると、警備員からリュックは寺院とは別のところにある保管所に行って預けてくるようにと言われ、一旦離脱。そこで荷を預けてからあらためて入場(再度並ぶ必要はない)となった。内部は天井いっぱいに金色の地に神像などが描かれており重厚な印象。天井の絵が立体感の乏しい平板な感じで、後光など描かれているモノもあり、どこか東洋的に感じてしまうこともあったのは、ヴェネツィアのサン・ジョヴァンニ洗礼堂と同じような感覚。同じ金地だし時代などの共通性なのだろうか。
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続いて寺院の向かいにある鐘楼と行きたいが、こちらも相変わらず列がのびているのと、19時まで入場できるので、先ほど一旦とりやめたサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会(※2)へ。ヴァポレットに乗り、海から教会全景を写す。こちらは並ぶことなくあっさりと内部へ。内部もこれまた対照的で、白基調の明るい印象。中央の祭壇は男が支える丸い球の上に聖職者か神が乗る像。何かイタリアの教会に行くとこの構図をよく見る気がする。鐘楼にあがるエレベータへ。確か有料のはずだが乗り場までチケット売り場はなし。でエレベータの扉が開くと、そこに椅子に座った若い兄さんがいてチケットを売っているのだった。彼は学生なのか難しそうな本を読みながらひたすらエレベーターで上下している模様。で鐘楼あがるとすばらしい景色。海を船が行き交い、多様なヴェネツィアの島々が見える。喧噪の観光地ヴェネツィアもあれば、リゾートや生活のヴェネツィアも見え、広がりを感じた。自分が歩いて見ているところはそのほんの一部なんだと思った。
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折り返しヴァポレットでサン・マルコ広場に戻ると、鐘楼(※3)の列はほとんど無くなっていて、あっさり入場した。ここもエレベーターで上る。楽なんだけど少々寂しい気もする。景色はこちらも広くヴェネツィアを見れたが、メインの観光地区に立っているせいか、街の密集具合をより強く感じた。
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※1:828年、聖マルコの遺体を収めるために建てられた寺院。ビザンチン建築で有名だが、大火などでたびたび改装され、ロマネスクやルネッサンス、ゴシック様式も加えられた。
※2:運河を隔てて、サン・マルコ広場の向かいに立つ孤島の教会。1566年に着工し、17世紀に完成。ヴェネツィアの顔の1つで「水辺の貴婦人」ともたたえられている。
※3:サン・マルコ広場にそびえる高さ96.8mの鐘楼。16世紀頃の建造。ヴェネツィア式の鐘楼は突出部が少なく窓は最上階のみ、城砦的でなく開放的に見えるのが特徴。

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2008年5月 3日 (土)

イタリア旅行記 17

2007年9月12日 水曜日 晴れ (5日目 フィレンツェ→ヴェネツィア その2)
リアルト橋とアカデミア橋
ヴェネツィア駅で荷物を預けて外に出ると、目の前を青緑の運河が横切り、船が行き交い、歴史ありげな建物が並ぶ、これぞの風景に一瞬呆けてしまった。今考えるとなぜ写真を撮らなかったのか残念でならない。まずはヴァポレット(水上バス)の12時間券を購入。そして沢山のヴァポレットが発着する中からおそらくはメインルートの1系統に乗船した。船内はなかなか盛況で、すぐ着くだろうと立っていたら、これがなかなか到着しない。岸を右に左に細かく停車するので、歩いた方が速いのではという感じ。結局サン・マルコ広場まで45分かかってしまった。
で、大量の乗客が下車したサン・マルコ広場は昨日のフィレンツェに負けず劣らず渋谷新宿状態。人混みと施設入場の長蛇の列を見て、後回しにすることにして通り過ぎ、まずはリアルト橋(※1)を目指す。ガイド片手に歩くが、路地が細く複雑なので地図通りに進んでいるつもりがうまくいかない。一応壁にリアルト方面と書いているが、方向感だけは失わないようにしないに意識した。幸い路地の基本は密集した建物の間なので、斜めとかひねくれたものは少なく、なんとかはなるが。むしろサン・マルコ広場からの人混みがこのリアルト橋を目指す路地でも続き、この中で自分のペースで歩く方が大変。ただ汗がしたたり喉がからからになった昨日と違い、今日は海が近いせいか吹き抜ける風は心地よく、路地の日陰は涼しいのが幸い。そんなこんなで到着したリアルト橋は昨日のベッキオ橋と同様、橋の両サイドに貴金属の店が並ぶ。橋の頂上から階段状に並ぶお店と人混みを見ると、金比羅山の参道みたいで少しおかしくなり、思わずスナップ。橋を渡りレストラン等並ぶ賑やかな河岸から橋全体を写した。
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またしばらく歩く。相変わらずの路地道を進むが、時折小さな運河を小さな橋で渡ると、小さなボートが走っていたり、意外と生活臭い風景が見えたりして、退屈しない。そしてサンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・クラーク教会(※2)に到着。本日初の入場。祭壇の絵画を中心に、重厚な装飾が印象的でした。
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次は裏にまわってサン・ロッコ大信徒会(※3)へ。ここでジェラート屋があったので、レモン味1ユーロなりを食して喉を潤す。ジュースの値段をチェックしたが、やはりヴェネツィアでも店により値段バラバラでかつインフレ価格。ジュースをやめてアイス等にするのもありかな…と思ったものの、甘くておいしいのだが、一瞬喉を潤した後ですぐに喉が渇いてしまい、今イチの作戦であることが判明した。ともかく小休止を終えて入場。こちらも重厚な内装に加え、天井・壁を埋める巨大な油絵に圧倒される。2階天井のテーマは聖書とのことだが、壁をぐるりと埋める絵の題材の多くが、軸足を戦いにおいているかのように個人的には感じられ、精神的にやや重たかった。
次はアカデミア橋(※4)を目指して歩く。途中通った運河沿いの八百屋では店の前にとめた船の上にも商品を置いていたのはおもしろかった。で到着したアカデミア橋は木の外装が印象的。橋の上から見る景色はリアルト橋と同様、水上に歴史ある建物が浮かんでいるかのような、これぞヴェネツィアの風景に思わずシャッターを切ってしまう。しかし橋そのものの全景を写せる場所がない。店があったり、工事中だったり。結局ヴァポレット上から撮ることに。
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ということで橋のたもとからヴァポレットに乗り2つ先のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会(※5)へ。橋は船尾の人をかき分けて何とか撮影。ほどなく到着した教会はあいにくクーボラの屋根を補修しているのか一部骨組みに覆われていた。内部に入るとそのクーボラが八角形でなおかつ6つの祭壇があるといのは確かに独特。幸い工事の影響はなく、光がふんだんに入ってくる白基調の内部は軽く明るい印象でした。
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※1:大運河に架かる3つの大きな橋の1つ。28mのアーチ橋。16世紀末に木製から大理石造りに変えられた。
※2:14世紀建立のゴシック式教会。主菜団にティツィアーノの最高傑作「聖母被昇天」が飾られている。
※3:16世紀半ばに建てられた、聖ロッコを信仰する信徒会の建物。会員だったティントレットが装飾を担当し、2階大広間の天井には旧約聖書を、1階大広間には新約聖書をテーマにした絵画を残している。
※4:大運河に架かる3つの橋の1つ。幾何学模様の様に積み上げられた木材が美しく弧を描く。
※5:1630年にペストの終焉を感謝して建てられた、ヴェネツィア・バロック建築の傑作。巨大なクーボラの本堂は八角形で、周りを6つの礼拝堂が取り巻いている、


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2008年5月 1日 (木)

2008年5月の壁紙

Cal
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1680button
今月はジェノヴァにしてみました。ここはミラノからピサに行く際に立ち寄った程度でほとんど観光していないので、あまり写真を撮っていない。しかもフィルムが妹の海外旅行の余り物で、空港のX線でやられていたようで、現像したら悲しい結果になっているものが多く、使えるものとなるとなお一層少ないときている。そんな状況ですが、壁紙にしたこれは何気にお気に入りの一枚です。
ジェノヴァは昔からイタリア最大の港湾都市で、ルネッサンスの時代に隆盛を極めたということで、旧市街には雰囲気たっぷりの建物群が立っているのですが、もう一つの特徴は山が海岸にかなり迫っていること。なんせケーブルカーが街中から3路線もある。この写真も右側に世界遺産の旧市街への入り口があるのですが、左側はケーブルカーの駅があり、正面はその山をくりぬくトンネルです。そんな場所なのにこの建物群。しかもこの古さ。けっこう高いのに少し驚き、造形も様々で味がある、なによりトンネルが建物をくりぬいてるかのようでおもしろい。ということで気に入りまして自分のマック用の壁紙にしたのも昨年のこと。今回満を持して?会社用に再作成しました。でも思わずじっと見て色々探してしまうような感覚になるので、仕事に集中できないかもしれません。coldsweats01

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