2009年3月25日 (水)

ニューヨーク旅行記 21

2008年9月22日 月曜日 晴れのち曇り (5日目 その6)
メッツ試合観戦
腹痛でフラフラになりながらホテルに帰還。即座に胃腸薬を飲んでベッドに潜り込む。1時間ほどでなんとか落ち着いた感じになったので、準備をして球場へ向かった。

Imgp3210地下鉄で一駅の所にあるシェイ・スタジアムに到着したのは19時半頃。すでに試合は始まっており、急いで席へ向かう。が、たどり着いたその席には先客が。おかしいなと思い近くにいた係の人にチケットを見せると、その先客がいるところを指すのでハテナマークを出しながらその席へ。先客の人に聞いてみると自分たちもキチンと券を持っていると実物を見せてくれ、あの人に聞けと階段の下でメッツの帽子をかぶり客に親しげに話しかけているベテランというかおじいさんスタッフを指さした。行ってチケットを見せると即座に「もう一つ上の階だ」と身振り手振りを交えながら教えてくれた。単純ミスに恥ずかしいやら申し訳ないやら。
ようやく席に到着すると周囲はメッツだけでなく対戦相手のカブスのファンの人も多く、どのように振る舞ったらいいのか一瞬迷う。自分としてはメッツの帽子をかぶっていったのだが、双方に特段の思い入れがあるわけでないので、ここはニュートラルに試合観戦する。
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試合は1対1の同点で迎えた3回表から見たのだが、両投手ともピリッとせず、どちらが先に崩れるかという印象。まず3回裏にメッツが1点勝ち越したものの、4回表にすかさずカブスが攻めて満塁。ここで打席に先発ピッチャーがそのまま入ると、なんと満塁ホームラン。結局この回一挙6点が入り大勢が決した。背後のカブスファンは歓喜、メッツファンは意気消沈で席を外しがちになった。
不調でスタメンを外れていた福留は、その後立ち直ったカブスの先発投手の代打から2回打席にたったが、残念ながら凡退。自分も本調子ではないので8回終了後に席を立ち、今年限りのスタジアムを写真に収めつつ帰路についた。隣接する来期の新本拠地であるシティ・フィールドも外観を覗くことができた。
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地下鉄に乗車すると、向かいに座っていた乗客から試合の事を聞かれたので「恐らく負ける」と答えると、その人の周囲含めてダメかぁという顔になる。というのも8月まで首位を走っていたメッツは9月に入って減速。フィリーズの猛追でプレーオフ進出の危機(※1)。前年も同様の展開で首位転落をしているので、その時点のメッツファンとしては「まさかまた…」という思いだったのだろう。

※1:結局フィリーズに逆転されてプレーオフを逃し、そのフィリーズがワールドシリーズ優勝という結果になった。


この夜はおとなしくベッドに入り、翌朝は無事体調も回復。ホテルをチェックアウト後、いま一度マンハッタンへ。写真撮影、おみやげ購入と、スーツケースをころがしながらあわただしく歩き回り、お昼の飛行機で帰国の途につきました。

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ということでニューヨーク旅行記も片付きました。次の旅行はまだしばらく後ですが、はやくもどこか行きたい病がぶりかえしてきています。いつまでフラフラほっつき歩いているんだという声も聞こえているのですが…。

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2009年3月16日 (月)

ニューヨーク旅行記 20

2008年9月22日 月曜日 晴れのち曇り (5日目 その5)
ニューヨーク近代美術館
ニューヨーク近代美術館(MoMA)はオフィス街の中にあり、道路側の外観に際だったところがない。意識していないとそこがMoMAと気づかないかも。実際私も「あ、ここか」という感じ。中にはいると壁や柱の白さが印象的。カウンターでNYパスをチケットに引き替え、クロークで荷物を預けて入場。
最初は中庭「スカルプチャー・ガーデン(Sculpture Garden)」へ。鉄製のオブジェや大理石の彫刻が白い石畳と水と緑の空間にちりばめられていて、例によって写真に収めながら歩いた。カフェが併設されていて、オブジェの周りでゆったりとくつろいでいる人も多かった。せかせか動き回るよりこれが正しいのかもとも思う。
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館内に戻り2階へ。こちらはガイドによると1970年代以降の作品を展示する「コンテンポラリー・ギャラリー(Contemporary Gallery)」。なんというか「!」とか「?」とか、あわせて「!?」のような…つまりはそのなんだ、インパクトがあってハッとする作品が沢山あって楽しめました。
そして3階へ。こちらは建築や工業デザインなどを展示しており、私的には実はここが一番楽しみだったりする。ショーケースを覗くと日本の携帯電話、一世を風靡した使い捨てカメラ、今や当たり前になったステイオンタブ式のアルミ缶があったり、様々なアイデアやデザインの製品群に釘付けになってしまうのをセーブしながら足を動かす。フロアにはデザイン家具が多く展示され、それ以外でも雑誌の表紙や建築模型などなど。本当に美術館?という感じ。いやおもしろかったです。
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4階は1940年代から70年代までの作品を展示。ガイドにもここだけは押さえておくべしと書かれていた。アンディ・ウォーホルやジャスパー・ジョーンズなど有名どころの見覚えのある作品や、親しみやすい感のある作品を鑑賞。
がここでなにやら腹の調子が悪くなり、トイレへ駆け込みしばらく出られなくなる。何とか落ち着いたことにしてエスカレーター前の椅子に座り休憩。がその間もきりきりと腹が痛み、悪寒と脂汗が体を走り、息も荒くなる。残念ながら直前の屋台めしにあたったということなのだろう。美味しかったのに…。
しかし折角来て最後まで見れないのはと妙な損得勘定が働き、意を決して5階へ歩を進めゴッホ、セザンヌ、ピカソなどのこちらも有名な作品群を見るも、心に印象をとどめる余裕はなく。せめて後で見れるようにと、ピンときた作品をカメラに収めていった。

何とかまわりきって再度の休憩。前かがみになりながらMoMAを後にした。

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2009年2月11日 (水)

ニューヨーク旅行記 19

2008年9月22日 月曜日 晴れのち曇り (5日目 その4)
10$グルメ その3
近代美術館へ行く前に、近くにある10ドルグルメの店で腹ごしらえ。正確には店ではなくて屋台なのだが、「10ドルグルメ」の本だけでなく、もう一冊買った「ニューヨークは美味しい」でも登場しており、それによるとベンディ・アワードというニューヨークの屋台のグルメ大賞で、初代(2005年)の栄冠に輝いたという人気店とのこと。絶対行こうと楽しみにしていたのだ。

Imgp3190ルフトハンザのパラソルが目印という屋台「ハロー・ベルリン (Hallo Berlin)」はすぐに見つかった。お昼時は行列をなしているということだったが、すでに14時を過ぎていたせいか先客は1名のみ。両ガイドブックでお薦めのダブル・ソウルフード・ミックス(8$)を注文した。先客を待つ間メニューを見ながら、ちょっと高いのでは…と思ったものの、まあいいかと。飲み物もジュースと思って指さしたものが実はガス入りミネラルウォーター。店主が「ウォーター」といって出してきてわかったのだが、これももういいやと。

Imgp3189ドイツ移民という店主が明るく「ダンケ」と言って渡してくれたものは、一口サイズにカットされた2種類のソーセージ(多分それでダブルソウルフード)とジャーマンポテトやオニオン、ザワークラウトの盛り合わせ。堅めのパンもついており、それを屋台に備え付けられた小さなテーブルで食す。味はもちろんグッド。信号待ちのドライバーに「美味しいか?」と聞かれたので、笑って親指を立てて答えた(口にモノが入っていたので)。食べている間、屋台の方を見ていると、整然と並んだ長方形の小さなフライパンで断続的にボイルしたソーセージや付け合わせのポテトなどを炒めたり、スープの味を確かめたり、お客さんがいなくても店主は手持ちぶさたになる感じはない。鼻歌交じりに作業する店主のアクションがおもしろく、見ていて飽きなかった。

意外とボリュームもあって味も良いということで、大いに満足して完食。やっぱりニューヨークはハンバーガーよりホットドック・ソーセージの街だと、独りごちりながら近代美術館へと歩を進めた。

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2009年2月 8日 (日)

ニューヨーク旅行記 18

2008年9月22日 月曜日 晴れのち曇り (5日目 その3)
セントラルパーク その2
Centralpark自然史博物館を出て、次の目的地である近代美術館まで再びセントラルパークを通り抜けて行く。公園に入り西側の遊歩道を歩くと、至る所でスプリンクラー等から水がまかれている光景に出くわす。水がまかれるからか鳥やリスも多く見た。
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後半最初の目的地ストロベリー・フィールズ(Strawberry Fields)は例によって案内が少なく、最初にたどり着いたところは何もない緑の斜面で一瞬途方に暮れたが、道の先から多くの人が下りてくるので更に進むとオノ・ヨーコがデザインしたというイマジンのモザイクに到着した。モザイクはけっこう大きく、色とりどりの花びらで装飾されていた。ガイドブックの写真では別の装飾がなされていたので、定期的に装飾を変えているのかなと思う。この装飾も屋外では維持が難しいだろうし、もしかしたら毎日整備しているのかも。
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ストロベリー・フィールズを後にし、レイク(The Lake)沿いを歩く。こんもりとした池の周囲の緑、その奥に風格のある古いビルが見えるのはセントラルパークで何度もシャッターを切った風景。しかしどのくらい昔からこんな大きくて高いビルを建てたのだろう。エレベーターとかすごい古典的なものだったりして。どこか中に入って見てみたいと思う。
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最後はシープ・メドウ(The Sheep Meadow)へ。羊を放牧していたという広い芝生の広場で、豊かな芝と土地が真っ平らではない点はらしいと思う。寝っ転がったり読書したりでのんびり過ごしている人が多いなか、先を急ぐ観光客としてはカメラ片手に立ち止まることなく通り抜け、そのまま南側から公園を出ると、ミッドタウンの喧噪と渋滞が目に飛び込んできた。
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2009年1月31日 (土)

ニューヨーク旅行記 17

2008年9月22日 月曜日 晴れのち曇り (5日目 その2)
アメリカ自然史博物館
セントラルパークをさまよう間に時間が進んでしまい、アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History) には開館時間を過ぎた11時頃に到着。カウンターでNYパスを提示してチケットを引き替えると、「無料のプラネタリウムツアーがあるので予約するか」みたいなことを言っているようだったので、よくわからないまま承諾。で係員の指示で、まずは隣接してあるローズ宇宙センターへ。
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ローズ宇宙センターは風格ある本館と異なり近代的な建物。チケット確認後にエレベーターに乗って最上階へ。ここで暫し待機の後に案内されたのはプラネタリウム。が星空の星座などを語るものではなく、でもなにを言っているかわからず。思えば星の誕生だか一生だか何が何だか。結局終盤は寝てしまった…。終了後は螺旋状スロープを下って一階へ。巨大な隕石等の展示をさらっと見て本館へ復帰した。
Img_0350本館はメトロポリタン美術館同様、ダイジェストでまわろうと地球の歩き方で番号の振ってある区画だけをまわることにする。最初の海洋生物の区画は巨大なシロナガスクジラの模型が天井からつり下がって、おぉと思う。しかし展示は剥製や模型によるジオラマディスプレイのみで、特に興味を引かず。
Img_0355その他の森林や動物など北米環境についての展示も同様のジオラマ続きなので足早に通過し、隕石・鉱石・宝石館へ。こちらは実物展示が中心で、さきほどより更に巨大な隕石は大人5人が手をつないでも足りないほどの大きさで、多くの人が興味深く眺めていた。
1階を概ね見たところで昼過ぎ。ここで他の階のジオラマ展示のコーナーはあえて見ることはないと断定、4階の恐竜や古代生物の展示コーナーへ。期待通りこちらは恐竜を中心に多くの骨組み(化石?)がディスプレイされており、各種恐竜やマンモスなど何枚かシャッターを切ったが、個人的には古代魚らしきものの大きさと骨の多さにしばし見入ってしまった。ちょっと食べにくそうとも思いながら。
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博物館を後にすると時刻は13時半近く。かなり飛ばしてまわったのに2時間以上かかってしまった。しかし前日の美術館、本日も公園・博物館と一度では制覇できない、広大かつ密度の濃い施設の連続。しかし、この自然史博物館については二度目は行かなくていいかなというのが正直なところでした。

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2009年1月25日 (日)

ニューヨーク旅行記 16

2008年9月22日 月曜日 晴れのち曇り (5日目 その1)
セントラルパーク その1
Centralpark本日の最初は自然史博物館なのだが、開館は10時なのでちょっと早めに出てセントラルパークを散策していくことに。ということで地下鉄1系統の59 St - Columbus Circle駅で下車した。地上に出るとそこは摩天楼の終端。平日朝のビジネス街の空気に背を向け、いざ園内へ。
Img_0323最初に着いたのはへクシャー・プレイグラウンド(Heckschor Playground)という子供向けの遊び場。近年改装したらしく、落書きなどで荒廃したビフォーときれいになったアフターが立て看板で案内されていた。地下鉄と同様公園も安心な施設へと整備していったということか。その後公園内の数カ所で同様な看板があった。
Img_0324しばらく歩くとウォールマン・リンク(Wollman Rink)に到着。冬はアイススケート場になる場所では何かのショーを準備中。宙づりになった人がパフォーマンスのリハをやっていた。遠巻きに見て立ち去る際、中継準備中のフジテレビの小規模なクルーも見かける。う〜む、なんだろう。
ここまで地球の歩き方に書いてある見所を網羅しながら博物館を目指して歩こう思っていた。しかし園内の道が複雑に曲がりくねってわかりにくいのに、思った以上に園内に地図や方向指示などの案内が少なく、歩き方の地図は車の通る道しかなく散策の役に立たず。これはやばいと地図を求めて案内所があるというデアリー(The Dairy)に寄ったものの、時間前で開いておらず収穫なし。
Img_0325Img_0326あきらめて進むと広くまっすぐなモール(The Moll)に出た。ダンスの練習をする若者達を横目に進むと、花のない緑だけで構成された大きな鉢?を発見。おもしろくて一枚。さらに歩を進めてベセスダ噴水(Bethesda Fountain)に到着。噴水中央は天使の像、水たまりには蓮の花が咲いていた。西洋と東洋の合わせ技と勝手に思う。その先にあるレイク(The Lake)のほとりに立てば水は見事な緑色で、お世辞にもきれいとはいえないものだった。
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レイクをこえると人が少なくなる。スプリンクラーの水まきでできた水たまりで水浴びをする小鳥がかわいいと一枚。更に進むと緑が高さも奥行きも深くなり、道もアップダウンがでてきた。えいやと適当に歩いていったら、またスプリンクラーが見えてきて小鳥が水浴び…って元にもどっとるやんけ。けっこうショック。あとで歩き方を見ればここはランブル(The Ramble)というところで、迷いやすいので注意と書いてあった。ランブルとはそぞろ歩きという意味とのこと。
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Img_0343方向感覚メロメロで再度突入、「→Castle」という看板を発見し勇んで進むとベルベデール城(Belvedere Castle)。が最初はもっと城っぽいものを想像していたので、先にあるかと通り過ぎてしまった。心底、誘導は最後までするか、案内を充実して欲しいと思う。城の周りで無駄にうろうろしてから、これまた水面が緑色に輝くタートル・ポンド(Turtle Pond)のほとりを歩くと、人も再び多くなってきた。と、眼前に巨大な芝生運動場が出現、これがグレート・ローン(Great Lawn)ということでゴール。自然史博物館へ向かうべく公園を後にした。
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2009年1月 7日 (水)

ニューヨーク旅行記 15

2008年9月21日 日曜日 晴れ (4日目 その3)
エンパイアステートビル
Img_0266メトロポリタン美術館を出て、鑑賞を断念したグッゲンハイム美術館 (Solomon R. Guggenheim Museum)に立ち寄り、特徴ある外観を写真に収め、そのまま歩を進めて86 St駅から地下鉄6系統で33 St駅へ。本日の最後はエンパイア・ステート・ビル (The Empire State Building)(※1)の展望&夜景でしめる。
回転ドアを通ってビルに入り、指示に従って2階へ行くと予想通りの長蛇の列。まず最初はこれをクリアして荷物検査。抜けるとまた列がとぐろ巻き。携帯で旅日記を書きながらこれもようやくクリアするとチケット窓口にたどり着いたが、NYパスを見せると即そのまま進めの指示。だったらチケット購入に並ばせず、早く通してくれてもいいのにと身勝手な考えが頭をよぎる(※2)。そして次は80階までのエレベーター乗車のために並ぶ。ただ、列の長さはそれまでと比べれば全然大したことなし。程なく乗車でき、あっという間に80階まで運ばれた。が、次の86階までのエレベーターにまた列。しかしここからは階段ルートも開放されていたので、迷わず選択した。
長い道程を経て到着したオープンデッキの展望台は、そのスペースの狭さもあって大混雑。4方すべてに人が張り付いており、上部は金網なので写真を写すためには最前列が空くのを待つしかない。ここはねばり強く待機して、最前列に到着したらアングルは二の次でまず写真を撮る。そしてなるべく速やかに次の人のためにも退散し、鑑賞は一歩下がったところから、を繰り返した。
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ニュージャージー側から始めて、ロウアーマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、セントラルパーク方向と回り終えた頃に18時半。夜景となるまで壁際に立ち夕日を見ながら再び携帯で旅日記を書いて過ごす。そして19時頃より日没間際の夕日に染まるニュージャージー側から撮影再開。その間も人はどんどん入れ替わっているものの、相変わらずの混雑の中、先ほどと同様のペースで撮影を始める。が、夜景度合いが増すにつれ、最前列にいる人の鑑賞時間も長くなって、なかなか場所が空かないため、撮影はペースダウン。一周する頃にはすっかり夜も更けてしまったが、すばらしい景色をカメラと脳裏に沢山収めることができ、大満足で帰路へ。80階までの下りエレベーターは行列ができていたので、再び階段を利用し、そこからエレベーターで下った。
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エンパイア・ステート・ビルを出て、いい時間なのでご飯を食べて帰ろうと思い、目の前のマクドナルドも気になる(※3)ものの、ここはもう一踏ん張り別の店にトライしようとガイドを開く。が、近場には金曜日に行ったシェイク・シャックしかない。まあしかし、もう一つおすすめのシカゴドッグを食べようかと徒歩で向かう。もはやスタミナが切れかかっていて、電車にすればよかったと思いつつ到着してみれば、日曜のせいか先日以上の長蛇の列。ここで一気に萎えてしまい、マクドナルドへ行くことに決め、まわれ右で地下鉄駅へ。
Imgp3185そのままエンパイアステートビルに戻るのも芸がないと思い、夜景を撮ろうとTimes Sq - 42 St駅で下車。駅構内に本日のメトロポリタン美術館で見覚えがあるタッチの絵を見かけたので、とりあえず写真に撮る(あとで調べてリキテンシュタインの作品と判明(※4))。タイムズ・スクエアやブロードウェーの夜景を撮影して、そのままマクドナルドに入った。
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日本にないものを頼んでみようと思い、目に入ったアンガスビーフバーガーなるもののセットをオーダー。スモールかミディアムか聞くのでポテトの大きさかと思ってミディアムと答えると、バーガーの大きさで、クォーターパウンダー以上のサードパウンダーという大きさでやってきた。後で店頭表示のカロリーを見てみると余裕の1000キロカロリー越えだった。アンガス・サード・パウンダー (Angus third pounder) のセットは7.25ドル。味はさすがのマクドナルドで普通においしい。きちんとあたたかいし。肉厚のミートパティと大きめのサイズでおなか一杯になった。
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※1:1931年に完成したニューヨーク随一のランドマーク。高さは381m(塔の上までは443m)、102階建て。展望台は86階の屋外テラスと102階(追加料金が必要)にある。
※2:気になったので帰国後にインターネットで調べてみたが、「チケットを購入済みだったので並ばずにスムーズだった」というのもあれば、「購入していたのに意味がなかった」というのもあり、チケット購入・セキュリティチェック・エレベーター乗車までの流れは頻繁に変更されているのかも。ただ誘導方法や係員の対応がイマイチなだけかもしれないが。
※3:大学時代の4年間をマクドナルドでバイトしていたので、海外旅行に行くと国際比較と理由をつけて一回は行きたくなる。
※4:Times Square Mural, 2002 (Collage 1990, fabricated 1994)という作品。リキテンスタインについては、Wikipediaを参照。なおニューヨークの地下鉄構内には数多くのアートあり、こちらのMTAのサイトで見ることができる。これを旅行前に知っていれば…。

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2009年1月 4日 (日)

ニューヨーク旅行記 14

2008年9月21日 日曜日 晴れ (4日目 その2)
メトロポリタン美術館
メモリアル・バプテスト教会をから116 St駅へ行き、地下鉄B系統に乗車して86 St駅で下車。目指すメトロポリタン美術館はセントラルパークを挟んで反対側ということで、公園内の広い貯水池のほとりを歩く。日曜ということもあるのか、池の周囲をランニングしている人が多かった。
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公園を抜けメトロポリタン美術館 (The Metropolitan Museum of Art)(※1)に到着。広場にホットドッグスタンドが出ていたのでコーラとともに求め食す。シンプルだがうまい。ぬるいハンバーガーより断然いい。ニューヨークはホットドッグの街だ。多分。
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満足してコーラを飲み干しいざ館内へ。荷物チェック後クロークにリュックを預ける。写真撮影は可能ということで地球の歩き方とデジタル一眼を手元に残した。チケット売場でNYパスを提示するとグループカウンターへ行くように指示される。改めてカウンターで提示すると、入場券は紙でなくアルミ製で、折り曲げて襟や胸ポケットにクリップ状につけるというものだった。アルミ製なのはリサイクルを意識しているためのようで、出口に回収ボックスがあった。そういえば前日に訪れたトリビュート・ワールドトレードセンター・ビジターセンターも同様のシステムだった。
中央のカウンターはぐるりと円状になっており、いろんな国の言葉で対応する係員が待機。日本の国旗があるところでは品のいいおばあさんが案内をしていた。ここで日本語案内図をもらってスタート。といってもどこへ行けばいいのかわからないので、歩き方の館内図に振られた番号順にヨーロッパ彫刻セクション→近代美術セクションと進んだところで、どうも想像を遙かに越えて広いらしいことがわかってきたので、いったん入り口まで退却。歩き方を改めて広げてみると「忙しい人におすすめ メットを1時間でまわる」というのが載っていたので、それに従って進むことにする。
最初のエジプト美術セクションでは、ガラスケースに収まった大小さまざまな発掘品が展示され、装飾として描かれた絵を見ると、まさに教科書に載っていたようなエジプト文明のものなので、おぉと思いつつ写真を撮る。椅子に鎮座する大きな像を展示した部屋を抜けて次の部屋に行くと、一方がガラス張りで柱もなく、床には水が張られた巨大な空間に遺跡の一部が再現されていて、圧倒された。(※2)
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エジプトの次はアメリカンウィングセクションへ。最初は円形の部屋の壁一面に展開されたベルサイユ宮殿の絵。大きさに感銘を受けながら、以前行ったことを思い出し懐かしく眺める。引き続き早期アメリカの家具・調度品や部屋の様子などを見つつ、歩き方の忙しい人コースで指定された中庭…へ行く前に行き止まり。疑問符をつけながら中央カウンターに戻って日本語のおばさんに聞くと、改修のため閉鎖しており大変に申し訳ないと本当に恐縮して謝られ、聞いたこちらも申し訳ない気持ちになる。仕方なし。
次は武器・甲冑セクションを目指すがどうも途中で工事中のような雰囲気になってきたのと、行き方が判然としないので引き返し、先に中央の階段を上ってヨーロッパ絵画セクションへ行くことにした。この階段も雰囲気があって写真を撮りたいところだが、人が多いのと、カメラの枠にうまく収まらなかった。
ヨーロッパ絵画は人や国などの単位でまとまった小部屋の集合となっていて、途中から番号順にまわればよいことに気づく。駆け足で見ていくのだが、「おっ」と感じたものは写真に撮ることにした。美しい女性の肖像画にはっとして足が止まり、じっと見たり(あやしい)。以前行った街の風景画を見つけて比較したり懐かしく思い起こしたり。特徴あるタッチや技巧に惹かれ、ぐっと近づいて見ていっそう感心したり、不思議に思ったり。そんな感じで30近い部屋をまわった時点で15時をまわってしまった。この後行く予定だったグッゲンハイム美術館は断念することに。
引き続き19世紀ヨーロッパの絵画・彫刻セクションへ。こちらも部屋が分かれているのだが番号など無く、各部屋とも別の部屋と接する2〜4方向とも進めるので、絵を見て壁伝いに部屋を周回する間にしばしば方向感覚を失ってしまい、先を急ぎたいのに焦る。またゴッホやミレーなど有名どころも多く足が止まってしまうので、更に時間を使ってしまった。
なんとか自分の中でクリアし、中2階から1階に続く近代美術セクションをあらためてまわる。ここに来るとオッと思うものもあればギョッとするものも増えてくる。その中でも有名なピカソのキュービズムの絵やリキテンスタインなどのポップアートを写真に収めた。
ここで17時近くなったので出ることに。思いのほか時間があっという間に過ぎていってしまった。美術に疎い私ですら、館内を全然まわり切ることができず、メトロポリタン美術館の広さを実感。何年通い続けても全てを見きれない、と旅行前に先輩から聞いた話しも今はわかる気がする。
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※1:1870年の創設。200万点以上の壮大なコレクションを誇る。通称はメット。
※2:このデンドゥール神殿は、紀元前15世紀頃の建設。ダム建設により水没するヌビア遺跡に対してアメリカが行った援助のお礼としてエジプトより寄贈されたものとのこと。

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2008年12月29日 (月)

ニューヨーク旅行記 13

2008年9月21日 日曜日 晴れ (4日目 その1)
ハーレムとゴスペル
今日はゴスペルを聴きに行くため早起き。7時に即朝食をとり7時半過ぎに宿を出発した。Flushing Main St駅からの地下鉄7系統は日曜なので急行はなく各駅停車のみ。ここで少々時間がかかったがこれは想定範囲内。が終点のTimes Sq - 42 St駅で地下鉄2系統に乗り換えたところ、メンテナンスのため急行線が停止され各駅停車のみになっていた(※1)。その上ダイヤが乱れ、ようやくやってきた電車は走ってものろのろ。この遅れが響いて目的地の135 St駅に到着したときには9時オーバー。ミサはすでに9時から始まっているのだが、ダメもとでアビシニアン・バプティスト教会 (Abyssinian Baptist Church)(※2)を目指す。しばらく歩きそろそろ教会というところで行列発見。まさかと思いつつそこをたどると1ブロック行った交差点でとぎれたが、どうも横断歩道の先に列が続いている模様。ミサはすでに始まっているはずなので、次の11時の会を待つ列なのか…と考えると、待ったあげくに入場できないとシャレにならないのでこの教会はあきらめることにし、来た道を引き返した。
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地下鉄で一駅戻り125 St駅へ。ハーレム地区のメインストリートである125 Stを散策する。通りには観光バスも多く停車し、日曜で店が開かないためか露天がならぶ歩道を、多くの観光客が歩いたり写真を撮ったり。まあ自分もその1人で、壁画を撮り、建物を撮りつつ歩く。その建物の目玉であるアポロシアター (Apollo Theater)(※3)が、バスが常に玄関前に駐まっているため写真に収めにくかったのは残念。数ブロック歩いたところにある地下鉄A系統の125 St駅で折り返した。
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Img_0185元の地点に戻り少し時間もあるので徒歩で次の116 St駅まで歩く。マルコムX大通り (Malcolm X Blvd.)という別名のついた広い通りの両側にどっしりとした赤茶色の建物群が並ぶ風景は雰囲気がある。多くの建物が非常階段?を外側に何個も直づけしているのもおもしろい。通りと垂直に交わる小道を覗くとやはり赤茶色の住宅街が見える。最初にハーレム地区に到着したときから、この赤茶と非常階段のやや古く重厚な建物群が印象的で、何枚もシャッターを切ってしまった。116 St駅を通り過ぎて、少し歩くと次のゴスペル鑑賞候補のメモリアル・バプテスト教会 (Memorial Baptist Church)に到着した。
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こちらは幸いにも数人が列を作っているだけだったので後ろにつく。少し前にも日本人のグループがいた。団体ツアーの受け入れもやっているようで、待っている間にもいくつかの集団が教会に吸い込まれていった。ちょっと不安になったが、その後で個人組が案内されて無事着席することができた。
教会は意外にも横長の構造で、中央の雛壇の右側に合唱隊とおぼしき集団が座っていた。首から下を一枚の布で隠すというような衣装はないようで、黒服と白シャツの正装。白人の人もいた。楽器は壇上にエレクトーン、壇の右下にドラムがあり、音出しをかねたセッション?をやっており、始まる前からにぎやか。そしてその流れのまま静寂を挟まずに指揮者らしき人がマイク片手に絶叫に近いソロを始めると、そのまま待機していた合唱隊が壇上に降りてきてなし崩し的にスタート。なれた観衆による手拍子もすぐに起こり、立ち上がるまでに時間はかからなかった。ひとしきり演奏が終了し、指揮者・合唱隊が所定位置に戻った後も、合唱隊の一人の男性がまだ足りないのか断続的なソロを座りながらもじわじわ続けると、周囲の合唱隊のボルテージとボリュームが上がってきて、ついには合唱復活、指揮者も再び壇上にあがり、観衆は再び手拍子となった。なんとか落ち着いたところで神父さんが登場、ようやく説教かと思いきや、次は信者代表による朗読。これも感情がこもっていて激しく主張するかのよう。その次は5人ほど前に並ぶとスピーカーから流れる歌にあわせてのダンス。中央の人は指導役か洗練された動きだが、その他の人はそれに比べるとぎこちない。しかし神に祈りを捧げるかのような、想いを込めた踊りだった。そして終了となったが、感極まった一人の踊り手が天に向かってのばした手を下ろさず動かない。涙があふれ震えるそのおばさんの肩を抱きながら壇上で合唱隊の人が迎え入れると、再びそれをきっかけにコーラスタイムとなり盛り上がっていった。その状況でしばらくして横の出口が開き、観光客は出て行くよう促された。まだ音楽が続く中、後ろ髪引かれる想いで退出。多分にショー化されたところはあったが、満足いくものとなった。
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※1:ニューヨークの地下鉄には複々線区間が多くあり、この場合中央寄りを急行線、両サイドを各停線として運用している。
※2:2008年に創立200年を迎えるニューヨーク最古の黒人教会。
※3:スティービー・ワンダー、ジェームス・ブラウンなど多くのミュージシャンが出演してきた、ブラックミュージックの殿堂。

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2008年12月21日 (日)

ニューヨーク旅行記 12

2008年9月20日 土曜日 晴れ (3日目 その4)
ジャージー・ボーイズ
Imgp3181食事も終わたところで本日の観光は終了とし、いったん宿に戻ってミュージカルへは軽装備で行くことに。このまま観光を続けるとミュージカルで爆睡必死と考えたから。案の定、宿に向かう列車では船をこいでおりました。意外と時間に余裕が無く、宿に荷物をおいてすぐに出発、ちょっと焦ったが開演15分前に劇場に到着した。
ジャージー・ボーイズ (Jersey Boys)を公演しているオーガスト・ウィルソン劇場 (August Wilson Theatre)は、赤い絨毯敷きで落ち着いた照明のクラシカルな雰囲気。ダークスーツなど正式に着飾っている人も多い。指定された席に座ってみると、やはり売れ残りだけあって前の方とはいえ左端で死角もあるものの、歌や劇そのものを楽しむことにあまり影響はなかった。が、ステージ背後のスクリーンに表示される(らしい)文字が見えないのは痛かった(と思う)。
内容は60年代に人気を博したポップグループ「ザ・フォー・シーズンズ (The Four Seasons)」の結成から終わりまでを駆け足で見せるものだが、そのあらすじが見えるのもガイドブックなどで情報を得たためで、出演者が繰り出す台詞をまったく聞き取ることができず、もちろんギャグも笑うタイミングを逸してしまう。頻繁に流れる「シェリー (Sherry)」など耳に覚えのある曲、知らなくても心地の良いハーモニーが立て続けに演奏されなければ、たちまち睡魔におそわれていただろう。しかし退屈をさせない仕掛けは歌うときの演出にもあり、まともに観客に正対して歌うだけでなく、スタジオ風に斜め横向きでテレビカメラに向かって歌う感じでやったり、舞台奥で観客に背中を向けて、大ホールでスポットライトを浴びている彼らを後ろから見ている風にしたり。演劇の類にうとい自分としてはそういうこともいちいち新鮮だった。
新鮮といえば、ふと後ろを振り返ると2階席前方に出演者が見える方向にモニターがついていて、歌の指揮が映っているのを発見。なるほどと思う。それ以降時々おもしろくて振り返ったが、指揮以外でもピアノの演奏も担当しているようで、自分のパートがないところで指揮をしているのだった。途中で休憩が入った際に、少し劇場内を歩くと1階席最後方にはサウンドエンジニア用の区画を発見。ここから指揮などをしていたのだろうか。後方ではあるものの正面で舞台全体が見やすそうだし、立ち見でもいいから、ここからエンジニアの動きを横目で見ながら鑑賞したいなと結構本気で思った。が、そんなことは無理なので、席に戻り引き続き鑑賞。迎えたエンディングのコーラスは観客全員立って手拍子の大盛り上がりのうちに終了。初体験の本場ミューカルは楽しくあっという間の2時間半でした。

2006年トニー賞授賞式。舞台の雰囲気そのままです。

2008年USオープンテニス開会式でのジャージーボーイズ。
トニー賞時点とはメインボーカルの人が変わっています。
歌い方というか声も独特。私が鑑賞したのはこのメンバー。

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