2010年11月20日 (土)

スペイン旅行記 19

2009年9月16日 水曜日 晴れ一時雨 (5日目 その4)
アルハンブラ宮殿
いよいよアルハンブラ宮殿へ向かう。ヌエバ広場から坂道を上っていくが、これが半日歩き回ったアラフォー男にはけっこうきつく、息を切らせて入場門に到着。ここで日本で予約しておいたチケットを機械で引き替えた。
まずは離れのヘネラリフェへ行こうとしたが、進んでいくと出口にたどりついてしまい、一度引き返す羽目に。なんだか案内がわかりにくい。通称・水の宮殿ということで、建物と絡んだ噴水や池の美しい風景がよかったが、その周囲を飾る庭園の花や緑の美しさも印象に残った。
Img_1586Img_1588Img_1591
Img_1594Img_1596Img_1601
思いのほか時間をとられ、少し急ぎ足でナスル朝宮殿へ。その前にカルロス5世宮殿を見る。ほかがイスラム色なのに対し、唯一欧風。ただ作りかけなだけあって、がらんとした印象。円形の回廊にガイドの声が響いていた。
Img_1619
予約した入場時刻が近づいたのでナスル朝宮殿の列に加わる。入場するなり柱や壁に施されたイスラムの細やかな装飾模様に目を奪われ、思わず感嘆。その複雑な装飾が壁から天井にまで及んでおり、その完成に膨大な月日と作業を要したであろうことを考えてしまう。その見事な装飾の建物に柱廊・水・緑と組み合わされると、その素晴らしさにただただシャッターを切りまくってしまった。
Img_1629Img_1634Img_1645Img_1646
Img_1661Img_1669Img_1671Img_1672
ハイライトのライオン朝宮殿では、ライオンの噴水が残念ながら修復中でガラスケースに覆われた状態だったが、そんな個別のパーツはどうでもよいと思ってしまうほどトータルの満足度が非常に高く、いいものを見た充実感でいっぱいになった。
Img_1664Img_1673Img_1679Img_1680
最後にアルカサバへ。こちらは要塞ということで装飾面では華やかさに欠けたものの、眼下に広がるグラナダの街並みなどの展望が素晴らしかった。
Img_1693Img_1707Img_1698Img_1699
気がつけば19時近く。食事をしようとガイドの店を探している途中、雲行きが怪しい…と思ったら、大粒の激しい雨。傘も役に立たず、お店の軒下に一旦避難。しばし待って少し弱くなったところで、ガイドのお店に飛び込んだ。

| | コメント (0)

2010年10月27日 (水)

スペイン旅行記 18

2009年9月16日 水曜日 晴れ一時雨 (5日目 その3)
サクロモンテ地区とアルバイシン地区
Imgp3411次はサクロモンテ洞窟博物館へ行こうとヌエバ広場でバスを待つ。が、待てどもやってこないのでよく見ると60分間隔とある。朝食のカフェへ行く前に観光客がアルバイシン・サクロモンテ地区への小道を地図片手に歩いていったのを見たし、本数の多いアルバイシン地区へのバスに乗るのはお年寄りばかり。しかもバスは超小型で店員も少ない…ということで歩くことにした。
Imgp3407乗用車1台ぐらいの幅の小道を上っていくと、道中の雰囲気ある家並みやアルハンブラ宮殿の良い写真が撮れたりして、バスに乗るよりかえって良かった。途中でアルバイシン地区への道から別れ、しばらく歩くと白い漆喰で塗られた家々が山の斜面にへばりつくように並んでいるサクロモンテ地区に到着。
その斜面の急な階段をしばし上ったところにあるサクロモンテ洞窟博物館は、斜面に穴を掘って白い漆喰を塗ったクエバと呼ばれる洞窟住居の集落を復元した所。当時の生活の様子を再現した住居に入ると部屋は狭く天井も低いので、やっぱり暮らしにくかっただろうなと思った。
Img_1556Img_1558Img_1564
Img_1566Img_1559Img_1567
サクロモンテとアルバイシンの分岐点まで戻り、そこからアルハンブラ宮殿の展望が素晴らしいというアルバイシン地区のサン・ニコラス展望台へ。複雑に入り組んだ道に迷いながら何とか到着したところは、確かに絵になる風景。ここまでの道すがらや先ほどのサクロモンテからも宮殿は見えていたが、宮殿の全景が見上げたりすることなく自然に視界に入ってきて、評判も納得であった。
Img_1569Img_1571Img_1574Img_1577
調子に乗ってさらに歩いてロナ展望台へ。が、こちらはグラナダの駅方向の町並みとアンダルシアの広野が広がるだけの微妙な展望だった。
Img_1579
少しガッカリし、もう戻るかと地図を見ると、このまま坂を下ればヌエバ広場に到着しそう…と思ったが、その付近は治安が悪いというガイドに書いてあるのと、実際に視界に入る落書きだらけの荒れた風景に恐れをなして、遠回りであったが安全策で行きの道を使ってヌエバ広場に帰った。

より大きな地図で グラナダ を表示

| | コメント (0)

2010年10月18日 (月)

スペイン旅行記 17

2009年9月16日 水曜日 晴れ一時雨 (5日目 その2)
王室礼拝堂とカテドラル
列車が遅れたおかげで逆に観光にはちょうど良くなった。とはいえまだ少し早いので徒歩で20分ほど歩いて旧市街中心部のヌエバ広場へ行って朝食をとカフェへ。ショーケースの上に乗っていたクロワッサンを指さし、コーヒーを注文。今回はミルクを入れてもらった。

Img_1528そのうちに10時半になり、オープンした王室礼拝堂へ行くと結構な人出。ガイドブックによればここはグラナダをイスラム教徒から奪回したイサベル女王と夫のフェリペ2世の墓所として1521年に完成、隣接するカテドラルよりも古く、歴史的・美術的価値も上とのこと。
しかしながら正直あまり印象が残ってない。館内撮影禁止だったのと、墓の地下を覗く部屋で現地の若者に前後を挟まれ、挙動から恐らくはスリだったんだろうな(未遂だが)…と悶々とした考えが退出時に脳みそをしめたことが大きかった。

続いて隣接するカテドラルへ。こちらは1518年に建設開始し1704年まで工事は続けられたが塔は未完成とのこと。入場すると壁・柱・天井の白さ・高さ・巨大さに圧倒される。巨大なのは扉や賛美歌の楽譜?などにも及んでいた。しかし色のせいもあるのか大きさの割には威圧感は少なく、どちらかといえばシンプルな印象を持った。
Img_1532Img_1533Img_1536Img_1539
Img_1538Img_1540Img_1545

Img_1546カテドラルを出てヌエバ広場に向かって歩く。カテドラルの周囲にはお茶の葉を売る露天やお店がいくつか出ていて何だか珍しいと思った。

| | コメント (0)

2010年10月13日 (水)

スペイン旅行記 16

先月2010年の夏休み旅行(オランダ・ドイツ)へ行ってきましたが、もう少し昨年のスペイン旅行記を続けます。

2009年9月16日 水曜日 晴れ一時雨 (5日目 その1)
グラナダ到着
バルセロナから次の目的地、グラナダへは夜行列車で移動する。
スペインは優等列車は列車毎に包括料金が設定されており、ユーレイルのような国内鉄道パスを購入していても事前の予約が必須で、座席指定料が別途かかるため値段的にあまり得ではない、という情報から列車チケットは区間毎に購入することにして、スケジュール上確定している列車は日本からインターネットで予約と精算をした。
で、その包括料金がくせ者で他の交通機関への対抗のためか様々な割引があり、特に事前購入割引のディスカウント率は高いので、ある程度事前に購入するとかなりお得…だったのだが、直前まで日程を検討した結果、そのお得期間を逸してしまったのは大いに悔やまれた。いやだって自分の購入した値段より安く最上位の部屋(※)がとれたんだから。

------------------------------------------------

ホームに下りる前にスタッフに印刷して持参したチケットを見せてチェックイン、その後飛行機のような荷物検査を通る。これは一部の優等列車に共通の流れで、他にはAVE(スペイン新幹線)に乗車するときも同じだった。すなわち時間ぎりぎりで飛び乗ることは出来ない。
ホームではスーツケースや大きなリュックを持った人が沢山待機していた。しばらくして入線した列車はけっこう長い編成。乗車して指定の部屋にはいると上段ベッドもセットされていたので不安になったが、チケットを見てスタッフが片づけてくれた。21時半発車。洗面台を開けると専用ポーチに入ったアメニティグッズがあって持ち帰っていいのか迷ったが、ポーチがあっても使わないので櫛だけ記念にとカバンに入れた。
列車は今日往復したタラゴナへ向かって走っていたが、すでに外は暗くて景色も見えず、揺れる車内で日記も書けないので、早めに横になった。

Imgp3404
6時半にノックの音で目が覚めた。扉を開けるとスタッフから「雨のため30分後にバスに乗り換える」と伝えられ、あわてて着替えと荷造り。外を見ると列車はどこぞの駅に停車中で(写真を撮っておけば良かった)、雨は降っていないようだった。
7時過ぎにバスに乗車、夜明け前の駅から3台のバスが出発した。うとうとしている間に日が昇り、バスは高速道を疾走中。赤茶けた土に低木がぼつぼつと生えている景色が続く。結局、定刻より30分程度の遅れでグラナダ駅前に到着した。
周囲の様子を見ると特に払い戻しとかなさそうなので、駅近くの予約したホテルに行って荷物を預けた。
Imgp3405

※スペイン夜行列車のクラス
グランクラス:2人用個室(1人占有可)。室内にシャワーとトイレがあり、チケット代に食堂車での夕食・朝食が含まれている。私が乗った日の朝食がどうなったかは不明。
プリファレンテ:2人用個室(1人占有可)。室内に洗面台がある。チケット代に食事は含まれず。私はこれに乗車。
ツーリスタ:4人部屋(4人以外で占有不可)。基本的に男女別の相部屋。チケット代に食事は含まれず。
座席:2列+1列のオープンシート

| | コメント (0)

2010年8月25日 (水)

スペイン旅行記 15

2009年9月15日 火曜日 曇り時々雨 (4日目 その3)
カサ・バトリョ
Imgp3395タラゴナからバルセロナに戻る次の列車は特別料金不要の快速列車カタルーニャ・エクスプレス。定刻より30分遅れての到着となり、車内も結構な混雑だったが座席には座ることが出来た。今回はサンツ駅の次、パセジ・ダ・グラシア駅まで乗車。効率よくかつ地下鉄代を浮かせて、2日目のバルセロナ観光で行くことの出来なかったガウディデザインの住宅、カサ・バトリョへ。
Img_1310Img_1312Img_1322
平日の夕方ということで並ばずに入れた。ガイドフォンの指示通りに館内を巡る。ここも自然、特に海のものをイメージした曲線的なデザインが多用されていた。ガイドによれば正面外観は海面をイメージし、内部は海面の下にある海底や海底洞窟を建築化したもの、そして設計においては光と風の通りをよくすることにも腐心していたとのこと。美しさも実用性も兼ね備えた個性的な空間に目を奪われながら興味深い見学が続き面白かった。最上階で見学が終了し、出口までの下りに使った当時のままのレトロな4人のりエレベーターも興味をそそった。
Img_1499Img_1500Img_1503Img_1509
Img_1502Img_1511Img_1518Img_1508
これにてバルセロナ観光も終了。ということで2日目と同じバルへ行き腹ごしらえをし、歩いてホテルに戻って預けていた荷物を受け取る。
予約した列車までもう少し時間があったので、バックを引きずりながらレイアール広場(ガウディデザインのガス灯あり)→ピカソ美術館(入場せず)→シウタデリャ公園と歩いてから、地下鉄に乗ってサンツ駅へ向かった。
Img_1525Img_1526

| | コメント (0)

2010年8月22日 (日)

スペイン旅行記 14

2009年9月15日 火曜日 曇り時々雨 (4日目 その2)
水道橋と円形競技場
次は紀元前2世紀に建設されたというローマ遺跡の一つで世界遺産のラス・ファレラス水道橋へ行こうと、バスが発車するインペリアル・タラコ広場へ。ガイドブックに書いてある75番のバスが発着する停留所を探す。が、広場のロータリーを一周しても見つからず。さらに考古学の道を出てから降り出した雨が激しくなり、気分もローになる。
Imgp3392結局、ロータリーにあるインフォメーションへ行って(最初からそうすれば良かったのだろうが)聞いてみると、75番ではなく5番のバスで背後のバス停からとのこと。やられたと思いつつバス停で15分ほど待ち、ようやく現れたバスに乗ろうとすると運ちゃんがダメだという雰囲気を出しているので、インフォで書いてもらった系統名とバス停名を見せる。と、そのバスは向かい側から出ると言っている風。再度やられたと思いつつ、しかし先ほど1周した成果で迷わずそのバス停へ。するとしばらくしてその運ちゃんのバスが戻ってきて、運ちゃんも親指立ててOKのうなずき。乗り込むと最寄りのバス停で止めると言っている風なので、出口付近で待機。市街を出てバイパスの途中といったところで、運ちゃんが右方向を指さして止まったので、お礼を言って下車。雨もやんでいた。

わかりにくい標識に惑わされながらも、ようやく到着した水道橋はなんと2011年までの長期にわたる工期で修復工事中で近づけないようになっていた。奥手右半分は足場に覆われていたが、眺めたり写真を写すには、まあなんとかなる範囲。雰囲気は考古学の散歩道より全然良い。ガイドブックの写真から大きくて立派なものを想像していたが、意外と細身。歩いて渡れるとも書いてあったが、正直御免こうむりたい感じだった。
Img_1470Img_1472
ここに来るまでの苦労もプラスされ、十分に満足してバス停へ。が、下車したバス停の向かい側はコンクリのがっちりした中央分離帯があって渡れない。通過していくバスも見えたが止まる様子もなく高速で突っ走っており、バス停も見あたらない。仕方なくスペイン語会話本から単語を書き写して街に戻りたい旨の文章のようなものを作り、下車したバス停にやってきたバスに乗って運ちゃんに聞く。と、これで良いということなのでそのまま座ってると、バイパスを少し走って横道にそれて住宅街に入り、そこをぐるっと廻ってお客が乗降、再びバイパスに入ると水道橋前にバス停はなく高速で通過、市街に戻るというルートで、行きよりだいぶ時間がかかった。

中央分離帯が広場状になっているメインストリートらしいランブラ・ノバを歩く。祭りが近いようで所々準備をしていた。通りの終点が地中海のバルコニー。朝の雨よりは曇りの今の方がいいだろうとあらためて撮影。
Imgp3389Img_1475
そして雨の朝は飛ばした1世紀頃の建設のローマ遺跡である円形競技場へ。イタリア・ローマよりだいぶ小さいながら、多くの部分が当時の形を残しているその雰囲気に大満足。いろんなアングルで写真を撮り、自分には珍しく階段を利用したセルフ撮影までした。
Img_1478Img_1479Img_1487Img_1491
ここでタラゴナ見物は終了。人出も少なく、落ち着いた街の雰囲気といい、遺跡など古いものの残り具合といい、見所満載の満足いく観光になり、本当にいいところでした。ここはお薦めです。

| | コメント (0)

2010年8月15日 (日)

スペイン旅行記 13

2009年9月15日 火曜日 曇り時々雨 (4日目 その1)
タラゴナ旧市街
Imgp33767時過ぎにチェックアウト、フロントに荷物を預けてサンツ駅へ向かう。8時の急行列車に乗車して本日の目的地タラゴナへ。タラゴナは紀元前3世紀にローマ人によって築かれた古都で、今もその遺跡が多く残されていて世界遺産にも登録されている、ということで楽しみにしていたのだが、9時にタラゴナに到着したところで本降りの雨。しかも下車したところに屋根がなく、駅舎めがけて走る羽目に。
Img_1430駅構内でツナサンドとコーヒーの朝食をとり、傘をさして出発。坂道を登ってまずは地中海のバルコニーという展望台へ。雨で遠くの展望はきかないが遺跡と地中海をからめた写真を撮った。
次にバルコニーにほど近いローマ遺跡である円形競技場へ行く予定だったが、雨をやり過ごそうと思い予定変更で考古学博物館へ。扉を開けると本日第一号の入場者、そして平日は無料とのことでラッキー。見学を開始して程なく係員に声をかけられ、タラゴナ遺跡についての映像があるというのでこれも一人で見る(どうやら予定を変更してやってくれた模様)。その後あらためて遺跡の出土を中心とした館内の展示を見学。特に大小様々なモザイクが充実しており、模様の細やかさや大きさに感嘆した。
Img_1432Img_1439Img_1444
Img_1447Img_1450Img_1451
大満足の見学が終わるとちょうど雨もやんだので、そのまま旧市街の細道をカテドラルに向けて歩く。所々に遺跡も残る道中の古い町並みが雰囲気がありすぎて、何枚も写真を撮ってしまった。
Img_1453Img_1455Img_1456Img_1457
カテドラルはローマ遺跡ではなく15世紀の完成。入場すると英語のガイドフォンを手渡されたが、予想通り一つ一つの説明が長く、面倒なのですぐにやめた。内部は巨大で天井も高い。しかし主祭壇の区画と横の通路を壁で仕切っているせいか、閉鎖的で重量感のある印象。そして司教の権力が大きかったのか、宝物のコレクションも多かった。
Img_1458Img_1461
カテドラルを出て再び趣のある小道を歩いて、旧市街の城壁に沿った遊歩道である「考古学の道」へ。しかし入場すると古い城壁を花と緑で飾っただけの、こぎれいに整備されたところで、遺跡がごろごろしているイメージを持っていた自分としては、正直がっかりした。
Img_1468

より大きな地図で タラゴナ を表示

| | コメント (0)

2010年8月 9日 (月)

スペイン旅行記 12

2009年9月14日 月曜日 晴れのち曇り (3日目 その3)
パルマ
スペイン広場からインフォメーションでゲットした観光地図を見つつ、狭い道が複雑にからまっている旧市街を歩く。さすが観光地というべきか平日なのに多くの人が歩いていて活気があった。
Imgp3363Imgp3359Img_1394Img_1397
カテドラルに入場。装飾が少な目なせいか天井が非常に高く感じられる。この種のものと言えば絵やら彫刻やらがこれでもかと詰め込まれているのが常なので、妙にすがすがしい印象。ただし祭壇はガウディのデザインで、曲線を多用した例のパターンが若干の異質。そして主祭壇横の礼拝堂も海中をイメージさせる割と現代的?な装飾がなされており、さらに異彩を放っていた。
Img_1411Img_1401Img_1409Img_1404
次は隣接するアルムダイナ宮殿へ。壁や床一面を覆うほど巨大なタペストリーが多く飾られていたのが印象に残った。あとイスラム調の丸屋根の広間に入った時は思わず感嘆した。テラスからは海が見えたが、どんよりとした雲が広がりつつあり今にも雨が降り出しそう。年間300日以上晴天の「地中海の楽園」のはずなのに…。
Img_1428Img_1414Img_1422Img_1424
Imgp3372宮殿を出たところで18時前。飛行場へ向かうバスに乗るべく、通りまで旧市街の入り組んだ小道を歩く。今度はメインルートから外れているため、ひっそりと落ち着いた雰囲気。大通りに出たところで丁度バス停があり、無事に乗車できた。
チェックイン後、出発まで時間があったのでハンバーガーでもと思ったが、混雑していたので断念。飛行機の乗客も多く、搭乗に時間がかかり出発も遅れた。そしてほとんど例外なく8角形か12角形のピザが入っているかのような箱を沢山持っていたが、マヨルカ島名物なんだろうか。(※)
結局30分近く遅れてバルセロナ到着。市街に戻って夕食にありついたのは22時過ぎになった。

※エンサイマーダ(ensaimada)という渦巻き状のパンで、確かにマヨルカ名物なのだそう。


より大きな地図で マヨルカ島 を表示

| | コメント (0)

2010年7月15日 (木)

スペイン旅行記 11

2009年9月14日 月曜日 晴れのち曇り (3日目 その2)
ソーイェル鉄道
パルマ空港から市街地へのバスに乗る。料金は?と思い財布を出すと運ちゃんに「Dos Euros」と言われ、少し考えてから2ユーロ出す。解ってよかった。20分ほどで鉄道・バスのターミナルがあるスペイン広場に到着。
インフォメーションで市内地図をゲットしてからソーイェル鉄道駅へ。実はマヨルカ島にきた最大の目的がこの鉄道に乗車することで、1912年に開通した当時の電車が走っているというのを本で見て心をわしづかみにされてしまい、わざわざこのために行くか行かないか…大いに迷ったが、いつ廃止されてもはおかしくない状況らしいのと、格安航空を利用してまずまずの値段と時間で日帰りできることから、行くことにしたのだった。
Img_1342で、近代的なターミナルと道一本隔てて佇むソーイェル鉄道のひなびた小さな駅に入ると、すでに同好の輩がまばらにいたが、窓口がまだ開いていないので一度広場へ引き返して写真など撮って暇つぶし。再度駅に戻って切符購入の列に並ぶと発車30分前で窓口が開き、ソーイェルまでの片道切符(10ユーロ)を購入した。
Imgp3345ホームをうろついていると折り返しソーイェル行きとなる列車が到着。先頭の電動車に数量の客車が連なる編成なので、電動車を折り返しの進行方向先頭に付け替えなければならないはずだが、その作業前にみな乗り込むので、あわてて私もその電動車に乗車。そして発車時刻の13:30、まず電動車を客車から切り離して転線、最前部に回り込んで客車を連結し直し、あらためて出発となった。
最初は町中の道路上をしばし走り、専用線となってから加速。私の乗った先頭の電動車も1912年の開業当初から走り続ける車両で、もちろん室内は木製、背後の機械室でギアか何かをかえるのかガチャガチャと音が聞こえてくるなど、あらゆる点で良い雰囲気。御歳90近いがスピードも普通にでている。
Img_1346Img_1345
Img_1357車窓から街の色がなくなり、緑が濃くなるとともに山越えにかかり、列車はモーターのうなりをあげて登って行く。高度も上がってきたこともあって風がやや寒いので、発車時に全開だった窓はみんな閉められた。サミットの長いトンネルを抜け、少し下ったところで行き違いのため停車。下に見えるのはソーイェルの街だろうか。やがて乗客満載の対向列車が登り勾配を結構なスピードで駆け抜けていくのを見送り、再び動いた列車は山を少し下って14:30に終点ソーイェル着。沢山の乗客が小さな客車から吐き出された。
Img_1364Img_1366
Img_1369駅には車庫も隣接していたので、ひとしきり撮影。ここからさらに海岸へ行くトラムも列車に負けないオールドタイマーで、こちらも乗客満載だったが私は時間の関係で乗車は断念。折り返しの列車は夕方までないので帰りはバスに乗るのだが、バス停がどこにあるか事前に情報を得られなかったため、まずはこれを探す。駅前に無人案内所を見つけ地図を見ると2カ所表示があったので、あらかじめプリントアウトしていた地図にメモ。近場の1カ所目に行くとはずれで、やや遠い2カ所目が正解だった。これで安心して駅近くの小さな広場に戻り、ソーイェルの街を縫うように走るトラムを撮影。本で見て一目惚れした風景を自分のものに出来て大満足。
Img_1387Img_1388Img_1391Img_1392
バス停に戻ると結構な人だかりで、やってきた15:40発のバスは満員に。料金は2ユーロちょっとで空港からのバスとほとんど変わらないのが意外だった。所要約30分でスペイン広場の近代的な地下ターミナルに到着。ちなみに列車は60分。比較するものではないけれど。

| | コメント (0)

2010年7月 3日 (土)

スペイン旅行記 10

2009年9月14日 月曜日 晴れのち曇り (3日目 その1)
マヨルカ島へ
起床してテレビをつけると、ニュースでマヨルカ島が昨日は雨だったことを伝えている感じだったので、バルセロナも昨日にわか雨が降ったこともあり、傘を荷物に加えた。ガイドブックによればマヨルカ島は年間300日以上晴天らしいのだが…。
飛行機は11時過ぎだが、やることもないので8時に宿を出発、地下鉄でサンツ駅へ行き、空港行き列車に乗り換えたが、タイミングが悪く約30分待ち。やっときた列車は混んでいて立っていると、途中駅で乗ってきたお姉さんがチラシを配り始めたので、気弱な私はただ受け取る。見ると今回乗る飛行機が発着するターミナル1への行き方案内で、初日に降り立ったターミナル2に隣接している列車駅から連絡バスを使うとあり、なにげに重要情報だった。おかげで到着後に迷わず駅横に待機するバスに乗車。バスはけっこうな距離を走って新しくて巨大なターミナル1に到着、なんだかんだ時間がかかって結局ちょうどいい時間にチェックインとなった。
さて今回搭乗したのはスペインの格安航空会社であるブエリング航空。バルセロナとマヨルカ島の往復で73.5ユーロだった。多方面に路線を持っている人気の会社のようで、チェックインカウンターもかなり混雑していた。チケットを受け取って搭乗ゲートへ向かうが、広い構内の端っこで、すごく歩かされる。そして指定されたゲートで待つが、いつまでたっても案内がないので不安になって出発表示板を確認してみると、先ほど発行したチケットなのにゲートが変更になっていた。行くと搭乗締め切りに近く、なにげにあぶなかった。
機内はほぼ満席で、平日ではあるがカジュアルな服装の人が大部分。格安航空は座席間隔が狭いと聞いていたが、それは確かで印象としてはほとんどバス。座ると前の座席の背もたれも近くて圧迫感がある。まあ1時間以内の乗車時間なので問題はないが。というわけで飛行機は離陸後間もなく着陸態勢に入り、12時過ぎに雨上がりのマヨルカ島に到着した。

---------------------------------------------------------
…ただの移動にだらだらと書いてしまいました。写真もないのでバルセロナとマヨルカ島の位置関係の地図をつけておきますcoldsweats01

大きな地図で見る

| | コメント (0)